鯖缶と映画。

サヴァ缶のプレッツェル。

大家さんにいただいたやつ。
すご～い鯖缶のにおいがする。味よりにおいが鯖缶。
一瞬、猫缶をも連想してしまったレベルで生臭い。
おいしかったですけど。
これ個体には問題なかったんですけど。
組み合わせによる悲劇が起きたので下記で語ります。
たたんだ記事の最後のほうです。


スケッチブックに数枚、線画まで描きました。
そのあとクッションカバーを手洗いしたらすっげ～色落ちするから色が出なくなるまで揉み洗いしたんです。そしたら両手がやや腱鞘炎気味になって、絵を描く作業が完全に止まりました。
なんのこっちゃ。


以下、連休中に見た作品のメモ。
４作品見たのであんまり個別の感想とかじゃない感じです。

「HUMAN LOST 人間失格」
冲方さんて名前はよく見るな～って思ったのですけどファフナーの人か（あまり詳しくない）。
翻案…翻案ねぇ…。人名とか、ちょっとしたモチーフ以外はほとんど新しく見る作品の感じだった気がしてしまいましたね？　葉藏さん、内向的なだけであまり自堕落とまでは言えない雰囲気があった…生活の状況は自堕落なのかもしれないけど、なんか、そこまでひどくないというか。暴走族と一緒にいても部外者感が半端ない。
厚木さんはどの存在だったのかよくわかってないんですけど、とりあえず声がよかったです。

「屍者の帝国」「ハーモニー」「虐殺器官」
伊藤さんの３作品を観ました。科学や政治経済、作品内の専門用語がいっぱい出てくるので字幕ほし～ってなりました。
池さんの音楽。どれも終盤？エピローグ？あたりの「物語は終わるけどハッピーエンドじゃないのでやるせない気持ちになる曲」が、ドラマ「相棒」のやるせない回を見ているときの気持ちを彷彿させました。
伊藤作品の前に見た２作品も含めてなんだけど、「特定の機関・システム等に管理されている世界の在り方に疑問を持った人間、反抗する人間が一石を投じる」系だった。
このうち４作品は片割れポジまたは二人とも死ぬ。


作品の内容に対する感想じゃないけど印象に残ったこと。

「屍者の帝国」…初っ端から苦手系描写を見てしまった。切るやつ。油断していた。私、医療ドラマの手術シーンとかも高確率でファッて顔逸らすよ。

「ハーモニー」…途中、ニュースキャスターのシーンはペンを手に取ったとこで察したので秒で目を逸らした。
終盤ミァハは実体じゃないと思っていたら実体だった。重力無視で跳び回ってる感じだったので。ところで上田さんの声はたまに林原さん（特に綾波）っぽい音の時があってオヤって思っちゃった。キャラクター的にフシギな雰囲気が似てるというのもあるか。

「虐殺器官」…「テロで妻子が死んだ時、愛人のアパートにいた」に対して「だめじゃん」と呟いた私の温度が、普段ニュースやドラマで同様のことを聞いたときの反応とまったく同じだった。なんか今ふつうにダメじゃんつっちゃったな、ってなった。
全然関係ないんだけど、プラハでクラヴィスが捕まった時、部屋の床と壁が市松模様だったのを見て福山さん（出演してない）の「昔、自宅の床を一面市松模様にしたことがある」エピソードを不意に思い出し笑ってしまって巻き戻した。集中して聞いてないと何言ってるかすぐわからなくなるのにくだらないことを考えていてはいけない。

すべてにおいて原作を読んでいません。映画化にあたり端折られたエピソードや設定があるのだろうけど、それ無しでキャラクターの心情がちゃんと（私に）わかるのかなってちょっと思ったり。汲み取れていない部分が多分にあるでしょう。


人間またはヒトのかたちをした生命体等が殺されたり壊されたりするのを見ると具合が悪くなるんですよね。（なった）まあ具合良くなってもひととしてどうかと思うので、正解なんでしょうけど。自分にはそうであってほしい。
そんな作品ばかりまとめて借りてきた私が悪いのか。
そんな作品ばかり横一列に陳列したTSUTAYAが悪いのか。
否、店は並べるだろう同系統。
結論：「ここからここまで借りる」をやった私が悪い。

この作品の顔ぶれ、やっぱり疲れちゃったな～。


サヴァ缶の話。
ひとつ大誤算というか、思いも寄らぬ記憶のインプットをされて夜中に「いやだあああああ！！」と叫んだ件です。
あのね、虐殺器官を見てる時に前述のサヴァ缶プレッツェルを食べたんですよ。そもそも食欲が湧かないタイプの作品なのに、よりによってサヴァ缶プレッツェル。鯖缶臭がすごい。
私、物事とにおいを結びつけて記憶してしまうところがあるので下手すると今後鯖缶のにおいを嗅ぐたびに虐殺器官を思い出すことになるかもしれない。組み合わせ最悪。虐殺器官を見ても鯖缶のにおいは思い出さないと思うんだけど、その逆はあると思う。食欲失せちゃう。最悪。生臭い（ダブルミーニング）。
ちなみに鯖缶自体はおいしいと思いますし好きです。


上記の作品傾向的に見終わってから心がざわっざわして大時化状態だったので、直後に宇宙戦艦ティラミスⅠⅡ全話見て中和しました。凪ぎました。大海原のち大草原。
ジョン・ポールとほぼ同じ台詞温度を発するイスズお兄（通常時）が秒で崩れるので役者はすげーなって思います。
私、スバル視点のコーディさん好きなんだけど、コーディさんはいないんですよね。まぼろしなんだよね。コーディさんはかっこいいよね。いないけど。
コーディさんとイスズお兄を同じ目で見ることができない。

中和剤としてひとりじめマイヒーローのイベントDVDを見るという選択もあったのだけど、絶対疲れるからやめました。混ぜちゃいけないと思う。さすがの私もそれはわかる。