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しごとおわりにちょっとしゃべっていくところ。
『プーと大人になった僕』
見ました。とりあえず最初は字幕で見たね。
たたむね。
思ったこと言ってるだけ。

冒頭のケーキを食べているピグレットを見て「ピグレットはそんな食べ方しなくない???」ってなったんだけど、するの? もうちょっとおとなしめじゃない? ティガーならわかるんだけど…。
(正直食べ方が荒々しすぎて「うわ…なんか得体の知れない生物がいる…(グレムリンみたいな)」と恐怖を感じてしまったのは内緒だ。)

ドアの前で待つプー。
私「やめろ…;;;;」

ク「君たちのことは忘れてた」
プ「毎日君を思い出してた」
私「やめろぉぉお!;;;;」

所々で泣いたけど、この作品だけで泣けるかどうかは些か疑問(私個人に限った話です)。
今まで他のプー作品を見て自分なりに構築してきた世界というのがあるから、それと照らすと泣けたって感じもした。だからこの作品が泣けたというより旧作を思い出して泣いたって気がして、じゃあそれはむしろ旧作が泣けるのでは?ってなっちゃってる節もある。
(ちなみに日曜はクリストファー・ロビンを探せ!を見て泣いてた)
既に積み上げてしまった記憶は無かったことにできないからまっさらな状態で見ることは不可能だったけど。

でもこの作品ってプー作品を知ってる人が主にわかるやつだよね。説明無しでいつもみんながやってたことや言ってたことが出てくるし。場所とかも。

見た上での所感としては、こども時代の、夏の最後の日以降はみなさんそれぞれの想像でいいような気もしていたから、あまり具体的にクリストファー・ロビンが大人になっていく様を見せてくれなくてもいいな~って思うのが正直なところです。(これは去年映画の内容が発表された時点で予感していた)

それ言ったらこの作品の存在を全否定することになっちゃうんだけど、この映画が良いとか悪いとかじゃなくて、あのこども時代の終わりを、そっとしておいてほしい、みたいな。
大人になったら忘れていくのだろうな(そしてそれは「責められるべきこと・悪いこと」ではないと私は思う)、ってのはみなさんうっすら感じると思うの。その上でお別れの日に「いつまでも一緒」って約束することに(視聴者が)寂しさ切なさを覚えるのであって。
そのいずれ来るであろう切ない未来と永遠の約束という構図は想像だけでも充分美しかったから敢えてはっきり見せなくても…というのが私の気持ち。
見えそうで見えないくらいの寂しさの予感に「ウッ」ってなる絶妙な感情の動かし方でいいじゃん…まだ何も悲しいことが起こってないのに泣けてくる、みたいな。

映画作品としての評価っていうんじゃないんだろうな~私のは。感情というか…私の個人的な気持ちの話。
「じゃあどうに描けばお前は満足だったんだよ」
「や、どうにっていうか、描かなくてもよかったのでは」
みたいな。
映画のストーリーに対して「こうなるはずはない!」って言ってるんじゃなくて、むしろ「そうなるだろうな」と思ってるんだ。そうなるだろうけど、でも見せてくれなくても良かったんだ。っていう。えっ私すごいめんどくさいな!?!?
こじらせてんだよ、こいつは。(すみません)

ところで、リアルなふかふかのテディベアになった途端(原作がそうなのはわかってるけど、映像としての話)、プーがハチミツまみれになることの恐ろしさというか、言ってしまえば不快感のようなものが倍加した気がした…あかん…現実にはあかん…。
ハチミツふんずけた足で家の中を歩き回るプーを見た時の私はきっとすごい顔をしていた。私んちじゃなかったから許せた←

あと欧米人はどうか知らんけど、ごめん、父親が週末休日出勤続くと家庭崩壊しかけるんだ、へえ~ってなった。ごめん。
世界よ、これが日本だ。
(そうでもないの?)
(私の基準とは違うからわからん)
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