パブコメ。

今日は大家さんちと最後の晩餐。
明日の早朝、出立です。


水道民営化に関するパブリックコメント私も提出しました。

「水道法施行規則の一部を改正する省令（案）」に関する御意見の募集について

今日が締切期限ということどころか存在すら全く知らなかったから、国民に周知されてないことについても意見を書いた。

長くなっちゃったからたたむ。

過去に水道を民営化したことのある諸外国は、しばらくしてやはりやるべきではなかった、まずかった、という結果になり莫大な金額を払って買い戻している。どんなにお金がかかっても、それでも買い戻すほうがマシだからそうしているわけで、よそ様のそんな前例（失敗）から学べる立場にあって、日本がなぜ後発で民営化しようとしているのかわからん。
一時的な目先の利益にとらわれて民営化して、少し経ったらやっぱり買い戻します、つって手放した時より高額の金で買い戻してたら国費の無駄遣い以外の何ものでもない。それでも金かけて買い戻せるのならまだ良いけど「金の問題ではなく手放したくないので応じられません」と言われたら終わりなんだよ。

民営化は儲けの有無でどうにでも事態が変わっていく恐ろしさがある。より高い金を積んだほうに売る、という話になる。
国営、公営っていうのは儲けのあるなしに関わらず末端にまでサービスを提供してくれる、そういう安心があるものなんだよ。

水道から出てくる水をそのまま飲める国はほんのわずかだということをもっと知って。日本では蛇口をひねれば当然のように出てくる水が、実は超貴重な資源であるともっと知って。
すごい財産なんだよ。
水不足の国はこれがめちゃくちゃ欲しいんだよ。
お金に換算できない財産なんだから手放しちゃいけないんだ。
そうでなくても地球上で海水以外の水が数パーセントしかないと言われているのに。

あれか、日本で水を独り占めせずに解放しようとしているのか？
それなら立派な心がけだが、自国の民は死ぬぞ。

冗談はともかく、これから未来を生きる世代のためにも、ほんと、みんなよく考えてほしい。その上でどうでもいいと言うのならもう知らん。好きに滅びろ。ってなる。

「そんなことになるわけないじゃん大袈裟ww」って、はじめはそう言われるんだ。今までだってそうだったじゃないか。
影響が出てきて、ほら言わんこっちゃないってなる頃には民営化に移行させた世代は死んでいるから、やり逃げやぞ。


国民が無知であることは国民の罪ではないのだ。
国民を無知にして自分達の都合のいい方へ向かせる国が悪いのだ。
だって報道しないもの。
国民には知れる場所がないのだ。
いや場所はあるかもしれない。
その場所をお知らせしないのだ。
それでいて「ちゃんと知らせていました」と言うのだ。
いつだってそうだ。