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しごとおわりにちょっとしゃべっていくところ。
前にも書いたと思うけど今日も腹が立ったのでまた書く。

毎回「完全データ支給」っていう条件で見積もり出して受けているクライアントがいるんですけどね。
個人ではないのでデータ作成者は毎回同じではないんだけど、毎回ひどい「“自称”完全データ」を支給してくださる。

完全データっていうのは業者が手を入れずに印刷工程に進められるデータのことだからね!
あなた方のそれは「完全データ支給」ではなく「デザイン支給」にあたりますからね!アナログでいうところの下書き状態なんだよ。結局私が清書するんだよ。

さらに、ポスター・チラシ2点セットの仕事ではチラシ1点分のデータしか作ってこないからね。不完全データどころかポスター分のデータは存在すらしてないね!?
そして彼らは言う。
「ポスターはチラシを拡大して印刷してください」と。
印刷屋ってのはコピー機じゃね~んだよぉぉおおお!!
そりゃあ作業は難しくはないよ?でも「完全データ支給」って言うからには、その要求は間違っているね?それはあなたが用意するものだね?
あとチラシに使用した画像データがポスターサイズへの拡大に耐えられるか把握してる!?ってなる。(大抵の場合、解像度が足りない)


……というふうに始まって、一旦は長文を書いたんだけど、書いたらすっきりしたのと、ここに書いても改善されるわけじゃないからな~、う~ん消しとこ、ってなって詳細は消しました。

おさじさん定期的にクライアント向けのイラレ完全データ作成講座を開きたくなる。高度なテクニックじゃなくて(そんなもん私も持ってない)、業者へのデータ入稿時に最低限守るべきことを覚えてほしい。
技術じゃなくて、ルールをね。
やる気がある人だったら、最低限守るべきことだけでなく「このように作ってくれると業者は嬉しくて泣いちゃう」っていうことも教えたい。

DTP全然できないのに任されてしまって~;;と四苦八苦しながらデータ作ってきたお客さんには私は優しい。そして四苦八苦する人はわからないなりに努力や勉強をしてくれるのでトンデモデータにはなりにくい。

DTP要員として(職場に)採用されました!と言いながら“自称”完全データを入稿してくる客には私は厳しい。
こういう人は自信があるから自分が間違ってると思わないし、データも適当(見た目じゃなくて作り方の話。見た目やばいの作る人もいるけど)なつくりをしている。

それでも性格のいい人だったら会話もしやすいので「ここ、おかしかったから直しましたよ~」と声をかけるのだけど、人間性が無理って人の場合「気になる箇所があるけど間違ってるわけじゃないし、データの通り印刷すればいい仕事だからこのまま黙って進めよう…」ってなりがち。
もちろん誤字等発見したら修正・報告するけど。

知識・技術も大切だけど、人間性でカバーされる場合があるから、人との関わり方って気をつけたいと思う。
むかし助けた人に、別の仕事で逆に助けてもらえるときもある。
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