こめぐら・なぎなた。

月曜から詰め込まれてげっそりした。これから帰る。

倉知先生の御本を読みました。

これが地元３書店、ちょっと足を伸ばした大型２書店を回っても置いてなかった２冊です（笑）近くの本屋より遠くのアマゾン。地方の活性化を図った方が良いとは申しましても便利なものへと傾いてしまうのが今の世ですごめんなさい。
ミステリ好きって言うより単に倉知ファンなだけなのでミステリとしての批評みたいのは書けないんだけど面白かった。
猫ちゃんがやっぱりよく出てくるね。あ、「ねこちやん」（笑）

『なぎなた』「見られていたもの」冒頭の作者注で、ラスト後味が悪くなっているから不快なことが嫌いな読者は読まないのをおすすめするよという旨が書かれていたのでてっきり疑似恐怖的な効果のことかと思っていたら、オチの場面がゲイバーでゲイのカップルの描写があるからということのようだった。あ…大丈夫です（にこっ）変に身構えていたせいで本筋とは関係無い桑原さんとヒトシ君がやけに印象に残ってしまった。あとタガシンさんとダンディーさん。なんだろう、もう。でも不快とまで書いてしまうと失礼なのではと思ってしまうのも事実。

猫丸先輩はやっぱり変人だよね。好きだけど。「変わった人」からちょっと（かなり）はみ出してるもんな。好きだけど。「友人の知人」くらいになら居てもいいかもしれないけど身近にはいらない。困ります。

２冊13編中、一番印象に残ったのは「さむらい探偵～」かな…なんか濃かったから（笑）たしかに時代劇とかドラマとかってそういうとこにツッコミ入れながら見るよなって思った。あと五七調の文体で描写するとことか遊んでるなぁって。笑った。