「なにっ」

ここのところ草野心平の本をいくつか読んでいる。
詩作品も印象的ではあるんだけど、心平先生の書く人物評とか記録とかエッセイが好きなのでそっちを中心に読んでいる。
中也と太宰の桃の花の話って檀一雄がどっかで書いてるのかな。
その話があったのは知ってるけどどこで読めるのか知らない。
太宰周りは詳しそうな人がいるから機会があったら聞いてみよう。
心平先生視点のは読んだ。
あの喧嘩の心平さんと檀くんの話に「なんで！？」とツッコまずにはいられない。酒の席で中原と太宰の論議から喧嘩になり「表に出ろ」つって表に出たのは草野と檀という。

心平先生とても喧嘩っ早いのと、火の車での「カウンターを飛び越す技術（速い）」の話が面白すぎる。何だその技術。そして何だその店主。
客同士の喧嘩が始まりそうになり、
客「心平ちゃん、ここ（店）で喧嘩していいか」
心平「おれがやる」（飛び出す）
私「なんで！？！？」
普段から何かと人が喋った言葉の内容に反応して「なにっ」から始まる大喧嘩が繰り広げられる。誤解がある場合は速攻で解かないと喧嘩に巻き込まれてしまう。千代くんは回避していた…。
あと前橋時代の上毛新聞での話も面白かった。元旦からやばい。

人物像がぶっとんでるから面白い出来事が多いけど、全然ふざけていない室生先生の旅行記は未だに私のなかで負けていないから大きい鉛筆どうかしてる。

いつもそうなんだけど、物語以外の本、特に短い文章をまとめたような本を読むとき、面白そうなところから先に読んでしまう癖がある。
その後時間があるときに通して読むこともあるけど。
如何せん時間が無い。人生は短い。
読みたいところから読もう。


以下メルフォレス。

■snowさん
じゃあここ１ヶ月くらいの出来事だったんだね。
私あそこのエビフライよく食べてた…おいしかった…。
ついつい毎回エビフライ頼んじゃうから「次こそはとんかつ食べる！」っていつも思ってて、こないだは朝から「今日はヒレ！」ってとんかつ頼む気満々だったのに…ついぞ…。そう思うと私が最後にそこでとんかつ食べたのって何年前だったんだろう、っていうくらいエビフライ食べてた…。
とんかつぅ～…。さびしい。